「民泊を利用して思い出深い旅は栃木県の日光」
退職して間もないですが、神奈川県厚木市の自宅で取りあえずはのんびりしています。元々旅行が好きで合間を利用して温泉や歴史ある神社仏閣などをゆったりと訪ねてみたいという気持ちがあります。旅そのものは単独でのんびりでもいいですが、実のところ長年自分のために苦労をかけた我が妻と行きたいところです。
行きたい場所と言われれば、一番に気になるところは栃木県の日光ということになります。日光へは数年前に会社の職場の仲間と一泊旅行で訪ねましたが、巡ったのは主に日光の東照宮を慌ただしく見物したことでした。ただ、此の時は東照宮の余りの美しさに圧倒されてしまい、それが今でも強烈に印象に残っているのです。従って再度、東照宮をゆっくりと細やかに見聞したいと思っています。
因みに日光のことを、「日光を見ずして結構と言うなかれ」と言われていて、其の代表が日光東照宮といわれるほどあまりにも有名になっていますが、実は日光東照宮境内周辺には、このほかにも輪王寺や二荒山神社とともに「日光山内」として国の史跡に指定され、日光の社寺は二社一寺として世界遺産にも登録されているのです。
そして、これらの日光山を見学観光する順番は、地理的にも輪王寺、東照宮、そして二荒山神社を参拝するのが効率的で良いとされているようです。所要時間にしてこれらを見学するには、ゆっくりじっくり見てまわって凡そ、1日は掛かるでしょうと言われています。そして、世界遺産の建物や史跡になっている建物というのは、この他にも各所に点在していてその壮大さがわかるらしいのです。
日光といえば、その他の見どころは、清滝から有名ないろは坂を登れば広々とした中禅寺湖や迫力のある日光華厳の滝、それに二荒山神社の中宮祠や、見晴らしが素晴らしいとされる立木観音（日光山輪王寺の別院）などがあります。奥の方は奥日光とも言われていて、竜頭の滝や湯滝を巡りながら湯ノ湖のある日光湯元温泉があります。日光には、その他にも霧降高原や戦場ヶ原、光徳牧場など、見るべき自然が豊かであり、なんと言っても大好きな良質の天然温泉もあります。これらをゆっくり観光するには我ら年配者には2日や3日、いやそれ以上の日数がかかるかもしれません。こんな時には、やはり今時流行ともされている「民泊」がよいのではと思っています。日数をかけて観光するには一流の観光ホテルや旅館もよいですが、地元の人達が経営する小じんまりとした宿泊施設が、年配者のような我々には向いているように思います。民泊で地元の人達と地元の料理を味わいながら、楽しい旅のひと時を過ごせれば、旅は一層楽しく思い出深いものになると思います。
